web制作を行う場合、直案件と間に制作会社が入っている2パターンがあります。
制作会社が入っている場合は、依頼元のクライアントと自分(製作者)の間にディレクターが入り、双方のやり取りや工程管理を行います。
しかしディレクターにも色々な人がいて、仕事ができる人ばかりではなく、仕事のできない駄目ディレクターもいます。
駄目ディレクターが間に入るとスムーズに行くはずの仕事が、全く進まずということがあるので実際の経験を元に駄目ディレクターの特徴を挙げたいと思います。
web製作時の担当ディレクターが少しでも当てはまるなと感じたら要注意です!
駄目ディレクターの特徴一覧
webの知識がない
webディレクターになるにはwebデザイナーで経験を積んでからなるものと思っていましたが、そうじゃない人もいるみたいです。
webデザイナーの経験がなければwebの基本的な知識がないので、この機能を実装するのにどれだけの工程が必要かを把握しておらず、何でも簡単に出来ると思っています。
大幅な修正なども割とさらっと言ってきます。笑
知識のないディレクターは要注意です!
クライアントの言いなり
クライアントの修正指示に対し全て従うディレクターもいます。
例えばボタンの色をクリック率が高いからという理由で赤にしていたとします。
しかしクライアントがキレイだからという理由で黄色にして下さいと指示があったとします。
出来るディレクターであれば、なぜ赤にしたかの理由を説明しますが、それをせずにクライアントの指示だからという理由で変更指示をする言いなりのようなディレクターがいます。
クライアントに言われたことをそっくりそのまま伝えるだけで何も考えていないんですよね。
クライアントとデザイナーの間に入って、脱線しないよう調整をするのがディレクターですが、言いなりだと制作内容がコロコロ変わるので要注意です!
最初の見積もりにない工程がどんどん増える
先程の言いなりディレクターに多いのですが、最初の見積もり工程にない内容が増える場合があります。
例えばデザインサンプル見せてオッケーで、その通りコーディングしたにも関わらず、クライアントから変更が入り、全く別の見せ方に変更みたいな。
これでは当初の工程の倍作業時間がかかり、いつまで経っても終わりません。
何事もなかったかのように追加工程の指示をしてくるディレクターは要注意です!
駄目ディレクターに遭遇したときの対策方法
疑問点や相違点はすぐ確認
あれっ?と思ったことや疑問点はその都度確認をしましょう。
疑問点をほったらかしにしたまま作業を進めてしまうと、後々面倒なことに繋がる可能性が高いです。
その都度確認をすることでディレクターが適当な対応をするのを防ぐ効果もありますので、しつこい位に確認しましょう。
追加費用が必要なラインをしっかりと決める
当初よりも工程が増えた場合に追加費用が発生するラインを決めておきましょう。
工程が増えたにも関わらずそのまま制作を進めてしまうと、この人は多少無理を言っても追加料金なしで対応してくれるんだなと思われてしまいます。
一度そのように思われてしまうと、以降の別案件の制作時に追加費用の説明をしても前回は無料で対応してくれましたよね?となる可能性があります。
少し気まずいかもしれませんが、追加費用を請求するのは悪いことでも何でもないのでそこはビジネスライクに交渉しましょう。
まとめ
僕が実際に出会った駄目ディレクターの特徴と対策方法でした。
大事なのはそういう人に出会った時に反面教師として自分はしないよう気を付けることです。
依頼者・製作者共にお互いが気持ち良く仕事する為、物事を双方の気持ちになって考えるのがとても大切ですよね。
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