2月頃からクラウドワークスとランサーズで仕事を始めましたが最初は仕事が思うように取れませんでした。
その後少しずつ仕事が取れるようになり、3ヶ月後には前職の月収を越える事が出来ました。
ある程度仕事が取れるようになるまでに、僕が準備した事や毎日行なっている事、その他注意点などのノウハウを公開します。
まずは準備から。
クラウドワークスとランサーズで仕事を受ける為にやった事 – 準備編
まず最初に行なった事はLancers(ランサーズ)とCrowdWorks(クラウドワークス)の登録です。
やる事は同じなのでどちらか片方だけ登録するのでは無く、両方登録しましょう。
登録が完了すると仕事を受ける事が出来るのですが、どれだけセンスの良いデザイナーがいきなり仕事に応募しても受ける事はかなり難しいです。
何故かと言うと、その人がどんな人か、どんな事が出来るかが何もわからないので選ばれようがありません。
では登録完了後、最初に必ず行う事を紹介しますね。
1.プロフィール欄を充実させる。
仕事を受ける前に自分の事や実績を紹介するプロフィール欄を充実させましょう。
基本的な受注の流れは、クライアントが仕事を登録(例)ロゴを作ってくれる人募集)し、その仕事にクラウドワーカーが応募します。
クライアントは応募されたクラウドワーカーの「実績・スキル・どういう人なのか」を見て判断した上で採用するので、判断基準はプロフィールやクラウドワーカー上での実績しか判断材料がありません。
当然一度も仕事を受けていない状態なのでクラウドワーカー上の評価は0。という事はプロフィール欄をなるべく詳しくさせる事がとても重要になります。
プロフィール欄は自由に入力ができるのですが、下記項目は最低限記載しましょう。
・プロフィール写真の登録
直接クライアントに会わないネット上のやり取りでは、どういう人が仕事をしてくれるのかとても不安です。
プロフィール写真に顔写真を登録しておくだけで与える安心感は大分違います。
会社のロゴを登録されている人も多いですが、依頼者側で考えると僕は顔が見れた方が良いので顔写真がおすすめかな。
・職務経歴
今まで働いてきた経歴(どういう会社に、どれくらい勤めて、何を行なってきたか)を詳しく記載します。
僕の場合だと「印刷会社内でのデザイン勤務をしていた事・大人の女性向けアパレルのECサイト運営会社に勤務していた事・会社勤め以外で自分でも仕事を受けていた事」を記載する事で、
デザイナーから、
アパレルや女性向けのデザインが得意で、特殊印刷や印刷用紙などの印刷の知識もある、打ち合わせ〜納品まで1人で完結できるデザイナー
へとアップデートする事が出来ました。
デザイナーといえども得意なテイストやグラフィック系・web系など人により様々です。
自分がどういう事が出来るのか?をなるべく詳細に記載しましょう。
・使用可能ソフトや言語
使用しているソフトや言語(web系なら)を、ソフト名と使用歴を入力します。
必ずしも仕様歴が長いからといって短い人よりソフトが使えると言う訳ではありませんが、目安として記載しましょう。
・趣味
実際の仕事でも大事だなと感じる事で趣味があります。
あまり受注には関係ないかと思われがちですが以外と大事です。
僕の場合、趣味にカメラやバイクと記載しているのですが、例えばカメラやバイク用品のパッケージデザインなどの仕事があった時に趣味で好きな事をアピールする事で受注できる可能性があります。
先ほどの職務経歴の理由と似ていますが、デザイナーよりもカメラやバイクが趣味のデザイナーという方が付加価値が生まれます。
趣味で阪神タイガースとも記載しているのですが、先日受けたクライアント様とやり取りをしている間に「ここをもう少しこう変更してください。それと阪神今日も勝ちましたね!」なんていきなり言われた事がありました。その後少し阪神の話で盛り上がったのですがクライアントと仲良くなる事で、以後の依頼をしてくれる可能性もあります。
・SNSやブログのアカウント
自分のブログやSNSを運営しているのであれば、アカウント情報を記載しましょう。
特にポートフォリオ(制作実績)を何かのサイトにまとめておき、そのサイトへのリンクは貼った方が良いです。
一つサイトがある事によって、名刺などの他媒体にも流用させる事が出来るので便利です。
ちなみに僕はtumblrにまとめています。
また、以前ブログのヘッダー画像を作成した際に、そのクライアントが僕のプロフィールのブログを見てくれたらしく、ヘッダー画像に加えてブログのカスタマイズをしてもらえませんか?という仕事に繋がった事もありました。
自分の情報がどこでどう繋がるか分かりませんし、そもそも記載しないと何も起こりません。
・参考までに
参考までに僕のプロフィールページのキャプチャを載せておきます。
こんな感じのプロフィールをクラウドワークスとランサーズに同じ内容で登録しましょう。
2.本人確認
プロフィール欄を入力出来たら続いて本人確認書類の提出を行います。
本人確認書類提出とは?
本人確認書類提出とは、メンバーとクライアント双方の信頼性の向上とトラブルの防止を目的として、
お客様がご本人であることを証明する書類を提出していただくことを指します。
※確認が完了し、本人確認ステータスが変更されるまで最大5営業日程度いただく場合がございます。※クラウドワークス公式サイトより
クラウドワークスにもランサーズにもある本人確認書類の提出です。
何度も言いますが、ネット上でやり取りする仕事なのでクライアントに与える信頼感はかなり重要です。本人確認がされているかされていないかでは与える印象が全く違うので免許などを撮影してUPするだけで手間もかからないので必ず行なってください。
3.NDA(秘密保持契約)確認
続いてNDA(秘密保持契約)確認を行いましょう。
NDA(秘密保持契約)とは?
NDA(秘密保持契約)とは、お仕事のやり取りによってお互いが知りえた秘密情報を他者に漏らさないことを定める契約になります。
クラウドワークスとNDAを締結することで、非公開オプションよりもさらに機密性の高い仕事の受注を行えるようになります。
契約後は、クライアントからのスカウトがあった際にNDAオプション付きの仕事内容を閲覧できるようになります。※クラウドワークス公式サイトより
ランサーズでは機密保持確認という名称です。
説明の通り、秘密情報を他者に漏らしませんよという確認です。この確認がされていないと見る事の出来ない案件もあるので本人確認と同様に必ず行なって下さい。
4.電話確認
電話確認はランサーズだけになります。
電話確認とは
クライアント・ランサー双方が安心して仕事の取引ができることを目的に提供している任意のサービスです。
電話確認は、お客様からの申請に基づきまして、ランサーズ自動応答システムがユーザーに登録している電話番号へ確認いたします。(※電話確認は無料(通話料除く)で行なっています。)
※ランサーズ公式サイトより
登録した電話番号が正しい事を証明する確認です。
5.ランサーズチェック
こちらの確認もランサーズだけになります。
ランサーズチェックとは
ンサーズでお仕事を行っていただくにあたって必要な情報や知識に対する理解度を確認する任意のチェック機能です。
チェック内容としては、ランサーズのお仕事を行っていただく際の作業環境確認、個人情報保護法をはじめとした関連法規や基本的なビジネス知識に対する理解度などです。
※ランサーズ公式サイトより
仕事をする上での簡単な質問に回答するだけですぐに終わります。
ちなみに2〜5の確認が完了するとプロフィール欄にアイコンで表示されます。
アイコンが未確認の場合と全て確認済みの場合では、どちらが依頼されやすいかは明白ですよね。
クラウドワークスの場合
ランサーズの場合
まとめ
クラウドワークスとランサーズで仕事を受ける前に行なった準備を紹介しました。
少し面倒に感じるかもしれませんが、事前準備がとても大事なので参考にしてみて下さい。
次回は受注の際に行なっている事を紹介します。
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