現在フリーランスのデザイナーとしてグラフィック・web制作を行なっているのですが合間でMac・llustrator・Photoshopの使い方をマンツーマンレッスンもしています。
マンツーマンレッスンの申し込みはいくつかのサイトに掲載しているのですが、一番申し込みがあるのがサイタというプラベートレッスン専門のマッチングサイトです。
デザイナーであればMac・llustrator・Photoshopの基本的な使い方は他人に教えられると思うので、土日などにサイタを利用して複業(複業)してみるのがオススメなのでその理由を説明したいと思います。
プライベートレッスンサイタとは
プライベートレッスンサイタとは、300以上の習い事から自分が教えられる項目の講師になりマンツーマンで教えるというものです。レッスンはカフェやコワーキングスペースなどで教えるので自宅や他人の家に行くことはありませんのでお互い安心してレッスンを行う事ができます。
サイタへ講師になる方法
同じようなサービスの他のサイトとは違い、講師として登録するにはweb面談が必要なので誰でも登録できるという訳ではありません。
公式サイトによると100人中11人程度しか採用されないらしいです。ほんまかいな?
講師になるにはこちらから講師登録への申請をしてweb面談に通過する必要があります。
web面談は3人一組の集団面談で行いその後個別面談を行いました。
所要時間はトータル1時間程度かな。
後日合否の連絡がメールで届き、合格していればサイタで講師デビューという流れです。
サイタのレッスン報酬額は
実際にレッスンをした場合の報酬額気になりますよね?
報酬額はレッスン内容になり異なるようですが、デザインレッスンの基本的な報酬額は60分で1700円です。
基本的とは月間のこなしたレッスン数によりインセンティブがあるからです。
ぼくはカフェでレッスンするので、時給1700円ーコーヒー代400円ほどー電車代往復500円ほど=残金800円ほどなので全然大した額ではありませんが、先ほどメリットで挙げたように新しい人脈作りになったり、仕事の依頼を頂いたりもするので報酬額は金額以上に大きいです。
デザイナーがサイタで複業(副業)するメリット
実際に何名かレッスンさせていただいて感じたメリットです。
①メインの仕事以外で収入を得られる
一番のメリットはこれでしょう。平日の夜や土日もレッスン可能なので会社勤めの方でも会社帰りや休日を利用して収入を得る事が可能です。
②出会う事がなかった人との新たな繋がりができる
会社勤めだと社内メンバーや同業種の人と関わりだけがほとんどですが、生徒としてこられる方はパソコンに詳しく無い人=デザイナーでは無い異業種の方と知り合えて色々な話や考え方が聞けるので単純に面白いです。
③レッスンがきっかけで仕事に繋がることもある
これはぶっちゃけ結構な確率であります。
過去の例で言いますと新しい事業をしたいので自分で名刺やロゴを作れるようになりたいという生徒さんがいらっしゃいました。
レッスン中に色々と話しているとwebサイトも作る予定だとの事です。
名刺やロゴはIllustratorが使えれば作れますが(クオリティーは別として)webサイトはとりあえず作るって事自体が難しいので、話の流れでじゃあ先生に制作をお願いしようかなという風に言って頂いた事がありました。
つまりお金を貰ってレッスンしつつメインの仕事の営業も出来るんです。
④人に教える事で自分がより詳しくなれる
いつもレッスン前に何が知りたいか、わからないかを全て聞くようにしています。
なぜかというとllustrator・Photoshopの全ての機能を使いこなせている訳ではないので、レッスン当日までに知らないことは勉強するようにしています。
特にPhotoshopなんてやれる事がめちゃくちゃ多いので全ての機能を把握している人っていないんじゃないかなって思います。
例えば僕はPhotoshopをwebデザイン(今はAdobeXDを使っています)と画像の解像度設定などをメインで使ってるので、webデザインと解像度設定をする方法だけ知っていれば特に困ることはありません。
同じPhotoshopでもレタッチに関する技術や機能はほぼ知らないんですよね。
例えば生徒さんが簡単なレタッチの方法を知りたければ、当日までにレタッチの方法を勉強するので自分も詳しくなれます。
デザイナーがサイタで複業(副業)するデメリット
メリットもあればデメリットもあります。
①そもそも生徒さんがレッスンする気がない
以前名刺を作りたいからとIllustratorをレッスンした方ですが、その方は明らかに勉強する気がありませんでした。
どういう事かというと、自分が作りたい名刺のデザインデータをぼく(講師)に教えてもらうフリをしてその場で作ってもらい、それをネットの印刷会社に入稿しようとしている人がいたんですね。
つまり名刺のデザイン料(データ作成費)を浮かしたかったという事です。
レッスン中はメモを書く事もないのでおかしいなとは思っていたのですが、話をしているうちになんとなくそんな感じが分かりました。
結局本入会する事なく初回の無料体験だけで以後頼まれる事はありませんでした。
②初回無料体験だけで本入会されないと報酬額が少ない
レッスン申し込みの流れは「初回無料体験」→「本入会」→「2回目以降のレッスン」となります。
先ほど紹介した方のように初回無料体験だけで終わってしまうと60分レッスンしたにも関わらず300円しか報酬がありません。コーヒー代と電車代を引くとマイナスです。笑
ちなみに2回目のレッスンまで申し込まれると1回目の無料体験分も正規の金額が支払われるので2回目の申し込みを頂けるよう必死です。笑
まとめ
サイタの講師に向いているデザイナーは、
- 自分の知識やスキルで稼ぎたい
- 人と関わる事が好き
- 新しい人脈を作りたい
という方です。
ぼくは全ての項目に当てはまりますしフリーランスなので、業務の空き時間で何か出来たらなぁという思いでやらせて頂いています。
ちなみに他で登録しているスキルを売買できるサイトの中で一番後に登録したにも関わらずサイタからの申し込みが一番多いです。
気になる方はサイタをチェックしてみてくださいね。
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