最近新しいカメラSIGMA sd Quattroを買いました。
それまではSONYα6000をメインに、RicohGRをサブとして毎日持ち歩いていたのですが、sd Quattroを買った事でカメラ3台もいらんよね。となり、どちらかを手放す事にしました。
α6000とGRどちらがサブ機(ストリートスナップ)として最適か?色々と比較してみました。
カメラのサブ機として求める事
僕がカメラのサブ機として求める事それは携帯性です。普段でもカバンにカメラを入れているのでコンパクトなサイズ感はとても大事です。
GRはとてもコンパクトですが、α6000もミラーレス一眼の中ではかなりコンパクトです。
レンズを小さい物にすればGRのサイズ感に匹敵するのでは?と思い、α6000には薄いパンケーキレンズのSEL20F28を付けての比較となります。
サイズ感比較 Sonyα6000 vs RicohGR
まずはサイズ感を比較してみましょう。
横幅
横幅はほとんど差はありません。
高さ
高さは5mmほどGRの方が小さいですね。
奥行き
GRのレンズを閉まっている状態で奥行きは25mmほど差があります。
並べるとだいぶ違いますね。
レンズを出した状態だと12mmほどの差です。
手で持った感じ
片手で持つとこんな感じ。
GRはすっぽりと収まりますが、α6000は若干収まりが悪いです。僕は手が小さいので普通の大きさの人ならそんなに差は感じないかな。
重量
重量は100gほど違います。
たかが100gですが、両方持って比べるとα6000が結構ずっしりとした感じです。
画質比較 Sonyα6000 vs RicohGR
続いて画質を比較してみましょう。
α6000はF値2.8 20mm(35ミリ判換算で約28mm相当)
GRはF値2.8 18.3mm(35ミリ判換算で約28mm相当)
レンズのスペック的にはほぼ同等ですね。
絞り値やホワイトバランスなどの設定を同じにして、同一の被写体を何枚か撮影してみました。
α6000_F6.3_1/250_iso100
GR_F6.3_1/350_iso100
α6000_F6.3_1/60_iso125
GR_F6.3_1/40_iso100
α6000_F2.8_1/1600_iso100
GR_F2.83_1/2000_iso100
α6000_F2.8_1/1000_iso100
GR_F2.8_1/1500_iso100
空や壁の色味が薄い物を撮影するとGRの方は若干アンダー気味ですね。
花や植物などの元々の色味が濃い被写体だとそこまで細かな差は感じません。
どちらが良いという訳では無いのでこの辺は好みですかね。
普段持ち歩いているGRのエフェクトでモノクロを良く使うのでそれも比べてみました。
α6000_F7.1_1/60_iso1000_ハイコントラストモノクロ
GR_F7.1_1/40_iso800_ハイコントラスト白黒
α6000_F2.8_1/60_iso250_ハイコントラストモノクロ
GR_F2.8_1/40_iso200_ハイコントラスト白黒
モノクロで比較するとGRの方が深みのある印象ですね。さすがGRレンズ。
機能比較 Sonyα6000 vs RicohGR
それぞれの撮影機能を比較しました。
Sonyα6000 | RicohGR | |
---|---|---|
画質 | ◎ | ◎ ※モノクロ分若干上 |
携帯性 | △ | ◎ |
エフェクト種類 | 13種類 | 9種類 |
レンズ交換 | 対応 | 非対応 |
チルアウト撮影 | 対応 | 非対応 |
動画撮影 | ◎ ※アップデートで4K相当 | ○ ※フルHD相当 |
アプリ対応 | 対応 | 非対応 |
wifi転送 | 対応 | 非対応 |
マクロ撮影 | 非対応 ※レンズ交換で対応可 | 対応 |
※画質は完全に僕の好みです。
機能の違いで大きかったのは動画の部分ですね。
新しく購入したSIGMA sd Quattroは動画撮影に対応していないので、個人的にサブ機の動画の画質は重要です。
それぞれの動画画質の比較をしてみましょう。
Sony A6000 – Sigma 30mm F1,4 DC DN [4K]
Ricoh GR Full HD Video Pan
撮り方や動画の編集技術を抜いても画質の差は歴然ですよね。細かなディティールや質感など比べ物になりません。
また、α6000はアプリを追加する事でタイムラプスやスタートレイルやモーションショットといった少し変わった撮影も可能です。
タイムラプス
スタートレイル
モーションショット
まとめ
今回Sonyα6000とRicohGR比較した結果、GRを手放す事にしました。
α6000を選んだ理由は、動画の画質とレンズ交換式という事です。
今後動画編集も勉強したいのにsd Quattroは動画撮影ができません。
またSIGMA純正マウントアダプターMC-11を使えばα6000でSIGMAのレンズが使えるのも決め手ですね。
sd Quattroの30mm F1.4 DC HSM Artレンズを装着するとこんな感じでコンパクトさは無くなりますが、レンズを使いまわせるのはかなりメリットです。
コンパクトなサイズ感やエフェクトはGRの方が好きなんですけどねぇ。。。お金があれば手元に置いておきたい所ですが仕方ありません。
僕にはsd Quattroのカード引き落としが待っています。泣
まとめのまとめ
サブ機では無くて初めて買うカメラ初心者の方向けにどちらかを選ぶとしたらも考えてみました。
毎日気楽に持ち歩ければ良くて動画撮影なんてしないよって方→RicohGR
レンズ交換や動画撮影などミラーレス一眼の良さを楽しみたいなって方→Sonyα6000
ですかね。
もし僕が初めてのカメラでどちらかを選ぶならα6000ですね!
α6000の発売は2014頃ですが後継機種のα6300・α6500が発売した今でもまだ現行モデルとして売られています。
確か去年くらいには新色も出てたと思います。
それだけα6000は機能的に完成されたカメラだとという事ですし、本体中古で35000円程度で買えるお手頃価格なのでほんとオススメです。
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