フリーランスデザイナーが文芸美術国民健康保険に切り替えるために加入する加盟団体「JAGDA – 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会」と「JIILA – 協同組合日本イラストレーション協会」を比較してみた。


どうも。 
フリーランスでグラフィック・web制作をしている名もなきデザイナーshoji@です。
 

 

フリーランスのグラフィック・webデザイナーが国民健康保険を安くする為に文芸美術国民健康保険に切り替えるという方法があります。

文芸美術国民健康保険に申し込むには、こちらのいずれかの加盟団体に加入した上でないと申し込めません。

この加盟団体で僕たちデザイナーが該当するのはこちらの2つ。

  1. JAGDA(公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)
  2. JIILA(協同組合日本イラストレーション協会)

それぞれの団体に支払う料金や、受けられる特典などが違うので比較してみたいと思います。

 

JAGDA(公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)とは?

JAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会)は、1978年、戦後日本のグラフィックデザインの礎を築き、東京オリンピックポスターをはじめ数々の名作を残した故・亀倉雄策らを中心に設立されました。現在、約3,000名の会員を擁する日本で唯一のグラフィックデザイナーの全国組織です。その活動は、年鑑の発行、展覧会やシンポジウムの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、多岐にわたります。これらの活動を通して、JAGDAは日本のグラフィックデザインの発展と、コミュニケーション環境の質的向上に大きく寄与してきました。これからはさらに幅広い視野をもって、領域も国境も超えたダイナミックなデザイナーの活躍を支援していきたいと考えます。

公式サイトより抜粋

 

JAGDA(公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)加入特典

会員特典

  • 会員証の発行
  • 年鑑『Graphic Design in Japan』への作品応募
  • JAGDA新人賞への応募(*年齢制限あり)
  • JAGDA主催のグラフィックデザイン展への作品応募
  • 各種保険制度、福利厚生サービスの利用(*加入条件あり)
  • JAGDA発行の会報誌の無料送付
  • JAGDA発行のメールマガジンの配信
  • JAGDA発行物購入の際の会員割引
  • JAGDA会員への各種案内/DM等の割引発送
  • JAGDA主催のイベント、セミナー、展覧会等への優先的参加
  • JAGDA会員専用イントラネットの利用

 

福利厚生制度

  • 文芸美術国民健康保険
  • 疾病傷害休業補償制度(所得補償保険)
  • がん保険
  • 福利厚生サービス
  • 割引購入制度

※各保険は付属しているのではなくて割引価格で申し込めるものです。

 

メリットとしては自分の作品を下記の有名イベントに応募できることですね。

  • 『Graphic Design in Japan』への作品応募
  • JAGDA新人賞への応募(*年齢制限あり)
  • JAGDA主催のグラフィックデザイン展への作品応募

自分の作品が『Graphic Design in Japan』に掲載された!とか、JAGDA新人賞を受賞した!とかの実績があると自己ブランディングに役立ちます。

ただ掲載されたり選ばれたりするには、かなりデザインスキルに自信がないと難しいですが。

 

JAGDA(公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)入会資格

  • グラフィックデザインの実務に2年以上従事している個人
  • グラフィックデザインの教育に2年以上携わっている個人
  • その他上記に規定する資格と同等の資格を有する個人

※ 例えば、学芸員、プロデューサー、編集者、デザインマネージメント・デザイン行政・関連業界(印刷、紙、コンピュータソフトなど)に従事している方で、グラフィックデザインと密接に関わっている方。

 

基本的に2年以上デザイン業界で働いていたら大丈夫のようですね。

しかしこちらの資格に加えて推薦者(JAGDA正会員に限る)1名の署名・捺印が必要です。

ただ、知り合いに推薦者がいなければJAGDA事務局の入会担当に連絡してくださいとありますので、断られることはないんじゃないかなと思います。

 

JAGDA(公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)に支払う金額

  • 入会金 30,000円※初回のみ
  • 年会費 36,000円

最初の1年間に必要な合計金額は66,000円です。

※文芸美術国民健康保険への申し込み資格のある正会員の場合の金額です。

 

JIILA(協同組合 日本イラストレーション協会)とは?

協同組合日本イラストレーション協会(以下JILLA)は平成20年9月16日にイラストレーション業界では、初の中間法人として、関東経済産業局から認可された国の認可団体です。
JILLAは、イラストレーションを事業として扱っている法人および個人事業者(イラストレーター/各種デザイナー/漫画家/アニメーター等)によって構成されています。

公式サイトより抜粋

 

JILLA(協同組合 日本イラストレーション協会)加入特典

会員特典

  • 会員証の発行
  • 組合員情報誌の発行
  • JILLA主催の広告宣伝イベント参加権利

 

福利厚生制度

  • 文芸美術国民健康保険
  • スキルアップ講座受講料が組合員割引
  • JILLA主催セミナー参加料が組合員割引
  • 文具画材組合員割引
  • 所得保障保険
  • 慶弔見舞金支給制度

※各保険は付属しているのではなくて割引価格で申し込めるものです。

 

デザイナーとしてのメリットはあまりなさそうですが、慶弔見舞金支給制度が良いと思いました。

こちらの制度は、結婚・出産・死亡・災害時に祝い金や見舞金が支払われる制度です。

結婚と出産時はそれぞれ10,000円が支給されるので、結婚までに加入しておくと10,000円お得になります。

 

JILLA(協同組合 日本イラストレーション協会)入会資格

  • 日本で納税されている方
  • イラストレーション制作を行う個人事業者・法人

 

JAGDAと違い加入に推薦者は必要ありません。

しかし申し込みに確定申告書のコピーが必要なので個人事業主として確定申告を行なっている必要があるので、フリーランスデザイナーとして働き始めてもすぐには申し込めない協会です。

 

JILLA(協同組合 日本イラストレーション協会)に支払う金額

  • 出資金 25,000円(1口5000円/5口以上)※初回のみ
  • 加入手数料 3,000円※初回のみ
  • 年会費 24,000円

最初の1年間に必要な合計金額は52,000円です。

2年目以降の年会費もJAGDAに比べて12,000円も差があります。

 

結局JAGDAとJIILAどちらに申し込むのがいいのか?

結局どちらに申し込むのが良いのでしょうか?

文化美術国民健康保険に加入するのが目的であれば支払額の安いJIILAで良いと思います。

いやいや、自分はイラストレーターじゃないのでグラフィックデザイナー協会じゃないと嫌だという人はJAGDAで良いと思います。

つまり目的により人それぞれ違うということですかね。

僕は完全に文化美術国民健康保険加入の為なので少しでも支払額が安いJIILAに申し込みました。

 

最後に

今回は僕と同じデザイナー向けの団体を比較しましたが、それ以外でも文化美術国民保険に加入する為に加入しないといけない団体は沢山あるので該当する団体がないかチェックしてみてください。

文化美術国民保険とはなんぞや?という人はこちらの記事を参考にして下さい。

国民健康保険が今より安くなる可能性のあるお得な保険です。

デザイナー・映像・カメラマンなどのクリエイティブ系フリーランスが「国民健康保険」から「文芸美術国民健康保険」に切り替えて毎月の健康保険料を安くする方法

 

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