フリーランスや個人事業主は必ず考えたい「事故・病気・損害賠償」に対するお金のリスクヘッジ方法について




どうも。 
フリーランスでグラフィック・web制作をしている名もなきデザイナーshoji@です。
 

 

フリーランスや個人事業主など1人で仕事をしている場合、予期せぬことや不測の出来事が起こると即収入が無くなるという事態に直結します。

例えば一例を挙げてみると、

  • 事故や病気をして働けなくなり収入が無くなった
  • 制作したデザイン物が意図せずに著作権侵害をしていた
  • PCがハッキングされてクライアントの情報漏えいをしてしまった
  • 制作物が納期に間に合わず損害賠償を請求された
  • コワーキングスペース等の借用施設の壁や設備 を誤って壊してしまった
  • 納品したのにクライアントが支払いをしてくれない・支払いが遅い

などなど。

これ以外にもいきなり収入が無くなったり、損害賠償を請求されてしまうケースは沢山考えられます。

そこで万が一このような場合に備えてリスクヘッジを考えておくのがとても大事です。

 

いきなりリスクヘッジを考えろと言われても、健康や制作物に気をつけて仕事をするしか思い浮かばないという方は多いと思いますが、実際に僕が行なっているリスクヘッジ方法をご紹介します。

その方法は大きく分けると2つあり「FREENANCE」と「フリーランス協会」で提供されている制度や保険を利用するだけです。

 

物損破損・情報漏えい・著作権侵害・納期遅延などに関するリスクヘッジ方法

物損破損・情報漏えい・著作権侵害・納期遅延などに対するリスクヘッジには「FREENANCEのあんしん補償」か「フリーランス協会の賠償責任保険」のどちらでも対応可能です。

それぞれの違いは年会費や補償金額の上限です。

 

FREENANCE「あんしん補償」

  • 年会費 → 0円
  • 業務遂行中・仕事の結果・受託物に関する事故 → 補償額の上限5000万円
  • 情報漏えい・著作権侵害などに関する事故 → 補償額の上限500万円

公式サイトより引用

 

フリーランス協会「賠償責任保険」

  • 年会費 → 10000円※フリーランス協会への年会費です。賠償責任保険以外に福利厚生が含まれます。
  • 業務遂行中・仕事の結果に関する事故 → 補償額の上限1億円
  • 受託物に関する事故 → 補償額の上限1000万円
  • 情報漏えい・著作権侵害などに関する事故 → 補償額の上限1000万円

公式サイトより引用

 

大企業を相手にしない限り5000万円を超える損害賠償にはならないと思いますので「FREENANCEのあんしん補償」で十分かと思います。

しかし年会費は掛かりますが「フリーランス協会」に入会するとフリーランス向けの福利厚生が利用できるなど、補償面以外でのメリットもあります。

僕はチャットワークの有料プランが無料(400円×12ヶ月分)になるので、実質5200円で入会できるということもあり入会しています。

「フリーランス協会」について詳しくは下記にまとめているのでチェックしてみてください。

フリーランス賠償責任補償が自動付帯され、チャットワークも無料で使える「フリーランス協会 – ベネフィットプラン」に入会しました。

 

クライアントの支払いに関するリスクヘッジ方法

クライアントの支払いに関するリスクヘッジには「FREENANCEの即日払い」が便利です。

クライアントによって支払い時期は様々で、納品日から翌々月の末払いなんて会社もあります。

その場合、金額が大きければ大きいほど現金のやりくりに困りますが、FREENANCEの即日払いを利用すると代行して即日振り込んでくれます。

支払い期日が遅いクライアントや、初めてやり取りする信頼感がまだ低いクライアントなどに便利なサービスです。

 

FREENANCE「即日払い」

  • 年会費 → 無料
  • 手数料 → 3〜10%
  • 買取限度額 → 300万円

公式サイトより引用

 

「即日払い」はフリーランス協会には無い「FREENANCE」だけのサービスです。

年会費は無料なので利用する予定がなくても申し込みだけしておくのが良いかと思います。

「あんしん補償」も無料付帯しますしね。

 

事故や病気に関するリスクヘッジ

1人で働いているにも関わらず事故や病気で働けなくなってしまうと即収入が無くなってしまいます。

そんな時のリスクヘッジには「フリーランス協会の所得補償制度」が便利です。

 

フリーランス協会「所得補償制度」

年会費 → 10000円※フリーランス協会への年会費です。賠償責任保険と福利厚生が含まれますが、所得補償制度は任意加入です。

保険料 → 加入プランにより違います。詳しくはこちらのパンフレットを参照してください。

公式サイトより引用

 

まとめ

以上、「FREENANCE」と「フリーランス協会」が行なっている補償や制度のご紹介でした。

簡単に比較するとこんな感じです。

FREENANCEフリーランス協会
年会費0円10000円
物損破損・情報漏えい・著作権侵害・納期遅延あんしん補償
※上限5000万円
賠償責任保険
※上限1億円
クライアントの支払い即日払い×
事故や病気×所得補償制度
※任意加入

 

特に「FREENANCE」は無料で利用できるので、必ず申し込んでおきましょう。

別記事でも詳しく紹介しているので気になる方は参考にしてください。

【フリーランス向け】損害賠償保険が無料付帯の即日支払い収納代行サービス「FREENANCE – フリーナンス」

 

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