数年前から動画元年と言われておりますが、ようやく本当に2019年が動画元年になりそうです。
ブログ(テキスト)がオワコンと言われ始めたこのご時世、ぼくも動画は以前から興味があったのですが中々踏み込めないでいました。
そんな中最近読んだ動画に関する本が面白かったので紹介したいと思います。
「動画2.0 VISUAL STORYTELLING – 明石ガクト(著)」
2019年がなぜ動画元年なのか?
それは通信速度が速く、遅延がほぼ無い5Gが日本でもスタートするからです。
実例で言いますと、Perfumeのメンバーが東京・ニューヨーク・ロンドンの1万km離れた場所で別々にパフォーマンスし、リアルタイムで合成するという映像「【docomo×Perfume】 FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」という試みがありました。
少しでも通信速度や遅延が発生してしまうと成り立たない映像ですが5Gの技術を使う事で寸分の狂いもありません。
制作の舞台裏です。
5Gも凄いけどPerfumeはもっと凄い気もします。笑
ちなみにのっち派です。
5Gの技術が凄いのはお分りいただけたと思います。では私たちの生活では何が起こるでしょうか?
それは生活に一番身近なスマホが5Gに対応する事でキャリアの料金体系がより安くなり、スマホの性能がより向上することが考えられます。
具体的には、
- 毎月の通信制限制限を気にして動画を見ないでいた→通信制限を気にせずに動画を見れる
- 動画を見るとすぐにバッテリーが無くなるので動画を見ないでいた→バッテリーを気にせず動画を見れる
という感じに生活が変わります。
つまり今まで以上に動画に接する時間が増えるのです。
以上の理由から2019年は本当の意味で動画元年が始まると考えています。
ブログ(テキスト)はもうオワコン?
また最近のプロブロガーさんの動向を見ていると動画を作り始めている方がとても多いです。
イケダハヤトさんも最近は動画にめちゃくちゃ力を入れていますしブログはオワコンと言われています。
プロブロガーが言うので説得力ありますよね。
「動画2.0 VISUAL STORYTELLING」でも紹介されてますが、TwitterやInstagramはテキストや写真メインでした。
動画を投稿できる機能が実装された最初は批判されていましたが、現在Instagramのストーリーとか無くなったらもっと批判されるでしょう。
テキストであれば必ず読む時間が必要ですが、イケダハヤトさんのような音声だけの動画だと聞きながら何かをすることも可能でとても便利です。
googleの検索結果にも動画が上位表示されるようになっていますし、それだけ動画が重要な時代になっているんですよね。
誰もがスマホ一つで動画を作って発信できる時代
しかし自分で動画を作るのって大変な気がしますよね。
機材やソフトを揃えて、画角やカット割りを考え、場面を転換する際の適切なエフェクトを考えたり…。
やること多すぎて自分には無理!と思いませんか?僕もこの本を読むまではそういうイメージだったのですが大きな勘違いをしていました。
それは動画と映像の区別が付いていなかったんです。
動画と映像の違いを簡単に説明すると、映像=映画で、動画=youtuberがアップしているような動画です。
映画のような映像を自分で作るのはめちゃくちゃ大変ですが、youtuberのような動画だと作れそうな気がしませんか?
youtuberは動画のプロですが映像のプロでは無いので大した編集技術は正直ありません。使っている技術は喋っている間をカットして縮める「ジャンプカット」という方法くらいです。
その代わり映像の技術よりも一般受けしそうなコンテンツの企画力は凄いですが。
また、動画の撮影や編集はスマホがあれば完結できますし、yotubeのような誰でも自由に発信できてマネタイズも出来るプラットフォームがあるので、一所懸命勉強して、良い大学出て、テレビ局に就職する必要はないんです。
数年前では考えられなかったことが可能な誰でも動画クリエイターになれる時代が本格的に始まるんですよ。
例えば美容師(知り合いが多いのでいつも美容師を例にしてます)であれば、
一般の方向けに、
- 自宅で簡単に出来るヘアアレンジ方法
- 子供向けのセルフカットの方法
田舎や個人店の学ぶ人が身近にいないアシスタントやスタイリスト、もしくは美容学生の勉強用に、
- カット・カラー・パーマの技術動画
などなど。
一般の方向けの動画は動画の広告収入を見込めますし、同業者向けの動画であれば販売しても良いと思います。
何を動画で発信するかは考え方次第ですね。
ぼくが動画で発信したいこと
自分が動画をするのであれば何が良いかなぁと考えたんですが、このブログで書いている内容とは違うことを動画で発信したいなと思いました。
ブログのようなテキストでは伝えにくいことで、自分が好きで長く続きそうなことを考えた時にモトログとか良いんちゃうかなって考えています。
モトログとはバイクに乗っているツーリング風景とかをアップしている人たちの事なんですが、動画を作って発信している人の数もまだ少ないのにさらにバイクに乗っている人ってもっと限られますよね。
なるべく人と被らないコンテンツの方が良いと思うしバイクに乗るきっかけにもなります。
バイク仲間がいないので関西から行く一人ツーリングスポットみたいな感じで考えています。笑
最後に
動画の内容が何であれマネタイズが出来るかどうかはさておき、動画を作って発信しているという実績を目に見える形で示す事で、動画に興味のあるクライアントへ提案が出来て直接制作の依頼を頂くのが一番の目的です。
数年後、今で言う所の「まだ企業サイト作ってないの?」が「まだ企業動画作ってないの?」ってなっている可能性が大きいので、その時に動画が作れて発信出来るスキルがあれば良いかなと。
グラフィックにwebに動画も出来るようになれれば結構レアな存在になりそうでしょ?
色々とやらなアカン事多いですがとりあえずやってみます。
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