デザイナーは覚えることが多いです。
基本的なことをざっと挙げてみても
- レイアウト
- 文字組み
- 配色
- 写真加工
- デザインソフトの操作方法
- 印刷知識
などがありますが、この中で配色が苦手なデザイナーは多いのではないでしょうか?
はい、僕も苦手です。
配色の組み合わせなんで無限にありますし、色の知識は奥が深すぎて簡単には身につきません。
配色を勉強するにはカラーコーディネーターや色彩検定の資格を取るのも良いと思いますが時間がかかります。
もう少し手軽に配色の知識を身につけるには、色の組み合わせを提案してくれるwebサイトもありますがwebは見にくいしその場限りといった感じなので、本当に身につくという感じはあまりしません。
※あくまで個人的な意見です。
そこでオススメなのが書籍です。
書籍はwebと違いパラパラと流し読みできるので、空いた時間に雑誌をめくるような感じで見ていると、「こういう雰囲気を表現したかったらこういう色が合う」とか「この色と組み合わせるのに相性の良い色はこの色」とかが何となく分かってきます。
感覚で身に付くという感じですね。
今回は実際に使っている配色参考本を紹介したいと思います。
配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版]
基本的な配色の組み合わせが網羅されており、
- 印象別
- 年代別
- 国別
- 色相別
など、全127項目のテーマと合計3175選の配色見本が掲載されている配色参考本です。
Amazonの「芸術倫理・美学」カテゴリーの書籍でも売上1位なので多くのデザイナーが支持しているという証拠ですよね。開いたときに見開きになるのも見やすく便利です。
とりあえず最初の一冊はこれで良いと思います。
配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 心に響く和のデザインがつくれる本[完全保存版]
先ほど紹介した「配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本」と同じ著者が出している配色参考本です。
こちらは日本や和の配色に特化しており、
- 文化
- 伝統
- 四季
- 風景
- 現代の日本
- 二十四節気
- 七十二候
など、全101項目のテーマと合計2597選の配色見本が掲載されています。
和テイストのデザインはよく頼まれるテイストなのでそういうデザイン案件の際とても重宝します。
配色スタイル ハンドブック
海外の書籍を和訳した配色参考書籍です。
- NATURAL ナチュラル
- CURIOSITY 好奇心
- DREAMY ドリーミー
- MAGICAL マジカル
- FRESH フレッシュ
- SOLITUDE 孤独
- ROMANTIC ロマンチック
- MYSTERIOUS ミステリアス
- RETRO レトロ
- TRANQUILITY 静けさ
- PLAYFUL わんぱく
- DELICATE 繊細
- TRENDY トレンディ
- NOSTALGIA ノスタルジア
- LUSH 蒼々
などの、日本の配色書籍にはないテイストのテーマで配色が紹介されています。
写真が豊富に使われており、まるでアート書籍のような配色参考書籍です。
とりあえずめちゃくちゃセンスが良い!
普段から海外のデザインを参考にしているデザイナーであれば買って間違いないよと断言できます。
個人的には今回紹介した3冊の中では1番オススメかな。暇があれば眺めてしまいます。
まとめ
配色って本当に難しいですよね。僕もまだまだ勉強しないといけません。
配色参考書籍を1冊も持っていないという人は、手元にあれば本当に便利なので書店に行ってどれが自分にしっくりくるか実際に見て欲しいです。
他にも配色参考書籍は沢山ありますが、オススメのこちらの3冊は必ずチェックして下さいね。
またどうしても書籍を買うのが難しいという方は図書館を利用するのもオススメです。
大型の図書館ですと配色関連の書籍以外にもデザイン全般の書籍が置いてあることもあります。
電子書籍を使ったスキルアップ方法はこちらも参考にして下さい。
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