フライヤーや名刺(ショップカード)などにインスタのネームタグを印刷する際のサイズ注意点




どうも。 
フリーランスでグラフィック・web制作をしている名もなきデザイナーshoji@です。
 

 

最近いただいた名刺デザインのお仕事でインスタのネームタグを入れて欲しいと要望があり、印刷を済ませて納品したのですが、、、なんとネームタグが読み込めないと連絡をいただきました。

原因を検証した結果ネームタグはQRコードと違い、かなり近づかないと読み込めないので画像が小さすぎるとピントが全く合わず読み込むことが出来ませんでした。

そこで印刷したネームタグを問題なく読み込むのに必要な最低サイズを徹底検証してみました。

ちなみに先に結果を申しますと25mm×25mm以上で作成すれば問題ありませんでした。

 

Instagramネームタグとは

その前にネームタグを簡単に説明しておきますね。最近見かけるこれ↓がネームタグです。

インスタのネームタグとは画像を読み込むだけでフォローが出来るインスタ用のQRコードのような新たな機能です。

ネームタグを使うメリットとしてはこんな感じですかね。

  • フォローしてもらう際にアカウントを検索する手間が省ける。
  • Instagramアプリだけで完結できる。(アプリでネームタグの画像を作成・読み込んでフォロー)
  • QRコードを自作する必要がない。
  • QRコードよりも画像が可愛い。(バリエーションも選べる)

 

ネームタグ印刷物読み込みサイズ検証方法

mIllustratorでネームタグのサイズ違いを1mmごと(8mm〜32mmまで25パターン)作成し、実寸で印刷して読み込めるか検証しました。

 

続いてネームタグをスキャンする画面を開きます。

Instagramアプリ下の検索アイコンをクリックし、検索画面に切り替えて右上のアイコンをクリック。

 

自分のネームタグが表示されるので画面下の「ネームタグをスキャン」をクリック。

 

スキャンする画面に切り替えて一つずつ試していきます。

 

ネームタグのスキャン面はQRコードを読み取るアプリに比べてかなり大きい為、小さいサイズはピントが全く合わずぼけぼけです。

QRコードでは読み込める10mm×10mmでもこんな感じ。

 

順番に試して問題なく読み込めるサイズが判明しました。

 

ネームタグ印刷物読み込みサイズ検証結果発表

ではいよいよ結果発表です。

すんなりと読み込んだネームタグのサイズは25mm×25mmでした。

もう少し小さいサイズでも何度か試して読み込んだり読み込まなかったりって感じだったので、25mm以上の正方形で作成しておけば大丈夫だと思います。

 

標準的な名刺サイズ(55mm×91mm)に25mm×25mmのネームタグを配置(左側)すると結構大きく、デザイン的に使いにくいと感じました。ネームタグをスキャンする際は四隅の枠は無くても問題ないので右側のような感じにマスクを取るとコンパクトにまとまります。

 

 

まとめ

今回は完全に僕のミスなので再印刷(もちろん無料で)させて貰いました。

QRコードで読み込めるサイズでも大丈夫だろうと勝手に思い込んで、モニター上だけの読み込み確認しかしておらず実寸で印刷して試していなかったのがミスの原因です。

初めて扱うツーツはその都度仕様を確かめないとダメですね。次からは気をつけよっと。

名刺以外の印刷物もモニターで見ているだけでは気付かない校正ミスとかあるので、印刷会社に入稿する前は必ず実寸で印刷して確認するのがオススメです。

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