前回の記事でビジネスで利用するのに適したSNSはLINE@と言う事をお伝えしました。
今回はLINE@アカウントの種類と料金体系による違い、アカウント開設方法を説明します。
LINE@2つのアカウント種類
LINE@には「一般アカウント」と「認証済みアカウント」の2つの種類があります。
1.一般アカウント
個人、法人問わず、誰でも取得できるアカウントです。フリーランスなど個人で活動している人はこちら。開設時の審査は必要ありませんが認証アカウントに比べて一部使えない機能があります。
2.認証済みアカウント
LINEによる審査が必要なアカウントです。認証済みバッチが付与され、LINEアプリ内の検索結果にも表示されるようになります。実店舗があったり、何か事業やサービスを行なっている組織であれば認証済みアカウントを取得しましょう。
ちなみに認証済みアカウントに申し込みが可能な業種は下記の8つに加え、地方自治体のアカウントは無償で利用が可能です。
- 店舗・施設
- 企業・団体・機関
- ECサイト・Webサービス
- 商品・サービス・ブランド
- メディア
- スマートフォンアプリ
- キャラクター
- イベント
認証済みアカウントと一般アカウントの7つの違い
それぞれのアカウントによる違いを見比べてみましょう。
認証済みアカウント | 一般アカウント | |
---|---|---|
チェックマーク | 紺色 | 灰色 |
検索結果の表示 | 表示される | 表示されない |
公式ノベルティーの購入 | 購入できる | 購入できない |
公開範囲 | LINE内とインターネット | LINE内のみ |
LINE Out | 利用できる | 利用できない |
取得可能なアカウント数 | 100 | 4 |
利用料金の支払い方法 | LINE Pay、クレジットカード、請求書払い | LINE Pay、クレジットカード |
審査 | あり | なし |
※松浦法子、深谷歩、『コストゼロでも効果が出る!LINE@集客・販促ガイド』株式会社翔泳社、2017年、p.28
このように認証アカウントの方がより多くの機能を使えるので、先ほど紹介した8つの業種であれば認証済みアカウントを申し込みましょう。
LINE@アカウント申し込み方法
申し込み方法はこちらの公式動画を参考にして下さい。
PC版
アプリ版
※LINE@公式youtubeサイトより引用
LINE@アカウントの料金プランの違いについて
LINE@には3種類のプランが用意されています。まずは無料プランで申し込めば良いですが、友だち数の増加や特殊な配信方法を利用したい場合は有料プランを検討してみて下さい。
項目 | フリー | ベーシック | プロ | |
---|---|---|---|---|
費用 | 初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額(税込) | 0円 | 5,400円 | 21,600円 | |
メッセージ | メッセージ配信 | 有効友だち数×吹き出し数1,000通まで | 有効友だち数5,000人以内は無制限で配信可能 | 有効友だち数100,000人以内は無制限で配信可能 |
機能 | タイムライン投稿 | 月間4回まで | 無制限 | 無制限 |
ユーザー数 | 20 | 100 | 100 | |
リッチメッセージ | × | ○ | ○ | |
1:1トーク | ○ | ○ | ○ | |
アカウントページ | ○ | ○ | ○ | |
クーポン | ○ | ○ | ○ | |
リサーチページ | ○ | ○ | ○ | |
LINEショップカード | ○ | ○ | ○ | |
統計情報 | ○ | ○ | ○ | |
友だちの属性表示(性別・年齢・地域など) | × | × | ○ | |
ターゲティングメッセージ(属性別に配信) | × | × | ○ | |
アカウントページ内の広告枠、おすすめ枠の非表示 | × | ○ | ○ | |
リッチビデオメッセージ | × | × | ○ | |
リッチメニュー | × | ○ | ○ | |
動画メッセージ | × | ○ | ○ | |
音声メッセージ | × | ○ | ○ |
※松浦法子、深谷歩、『コストゼロでも効果が出る!LINE@集客・販促ガイド』株式会社翔泳社、2017年、p.45
プレミアムIDの設定をしよう!
アカウントの開設後はプレミアムIDの申し込みをしましょう。
通常はランダムに羅列された英数字「@ + 3桁英字 + 4桁数字 + 1桁英字 (ランダム)」がIDとなりますが、利用料を支払う事でオリジナルのIDを取得できます。利用料は初年度が2592円(年間利用料)で2年目以降が1296円(年間利用料)とさほど高く無いので商品名やサービス名やサイト名で申し込むのがオススメです。
まとめ
LINEアカウントの種類や料金プランの違い、開設方法を説明させていただきました。
今後は友だち数の増やし方や効果的な配信方法をお伝えできればなぁと考えています。
関連記事:
フリーランスがSNSとLINE@をビジネスに活用する際に契約する格安SIMは「SNSの通信料が掛からず1:1トークやID検索が使えるLINEモバイル」一択です。
ビジネスでの利用にオススメのSNS「LINE@ – ラインアット」
LINE@で質問や相談、お仕事の依頼などを受け付けております。
- お仕事の依頼をしたい。
- 記事の内容をもっと詳しく知りたい。
- デザイナーやフリーランスの働き方について聞きたい。
コメントを残す