フリーランスとして働き始めてから外出先でパソコンを使うことが増えました。
そこで問題なのがネット環境です。
今まではフリーwifiの繋がるカフェに行くか短時間の作業であればスマホのテザリングで繋げていましたが、梅田や難波のカフェは平日であれば空いていますが土日はほぼ埋まっており空いている席を探すのに一苦労です。
フリーwifiが繋がるカフェを探す時間ってめちゃくちゃ無駄ですし、セキュリティー面でもフリーwifiはあまり良くありません。
そこで現在契約しているネット回線を自宅の据え置きタイプからモバイルwifiに変更しようと思い2019年のモバイルwifiを比較検討してみました。
モバイルwifiルーターのWIMAXとLTEの違いについて
よく聞くモバイルwifiルーターですがWIMAXとLTEの2つのタイプに分けられます。
今までモバイルwifiルーターを利用したことはありませんでしたがそれぞれのタイプの僕の認識はこうでした。
WIMAX
- 屋内や山間部では電波が繋がりにくい
- ギガ放題の契約で毎月の通信制限なしで使い放題
WIMAXは電波が弱いのがネックです。家内では電波が繋がりにくく途切れやすくなるのですが、じゃあそれって一体どこで使うん?って感じですよね。笑
窓際に置いておけばいいらしいのですが自宅はともかく外出先で電波の入りやすい位置にルーターを置ける保証はありません。
しかも都心部以外ではエリアに対応していないので、地方とかですとそもそも使えません。
作業中に回線が遅くなったり電波が入らなかったりするのは仕事をする上で致命的です。
LTE
- 電波はどこでも繋がりやすい
- 月7Gを超えると通信制限がかかる
続いてLTEは携帯電話の回線を使っているので携帯が使えるエリアであれば電波はどこでも繋がります。もちろん地方でも使えるし、屋内や地下でも問題ありません。
しかしネックなのは月7Gを超えると通信制限がかかるということです。
月7Gとかマジで一瞬ですからメインのネット回線用には向いていません。
興味がありながらも以上の理由でモバイルwifiルーターの契約を見送っていたのですが最近のサービスを調べてみると様相が変わっていました。
なんと毎月の通信制限がない使い放題でなおかつ電波の繋がりが良いLTE対応のサービスや電波が悪い時にはLTEに切り替えて使えるWIMAX対応サービスがあったんです。
そのサービスはSTAR WiFiと縛りなしWiFiとGMOとくとくBBという3つサービスです。
※他にもWIMAXを提供しているサービス会社は多数ありますが、WIMAX対応のモバイルWifiルーターですとGMOとくとくBBが最安値だったので今回選びました。
どれも毎月の通信制限なしのLTE対応サービスですが少しだけ内容が違うので詳しく説明しますね。
STAR WiFiと縛りなしWiFiとGMOとくとくBBの比較
まず、3つのサービスの共通項目をまとめました。
- 毎月の通信制限なし
- LTE対応
- 工事・プロバイダ契約不要
続いてそれぞれのサービスの特徴を説明します。
STAR WiFiについて
- LTEタイプのモバイルWiFiルーター
- 月々の支払額 3680円
- 日にち制限 なし
- 980円で試せる7日間お試しプランがある
日にち制限はなしですが、利用規約の25条にはこういう表記がありました。
簡単に説明すると過剰な通信を毎日使用していると利用制限がかかる可能性があるということです。
過剰な通信というのが具体的にどれくらいの通信容量を指しているかは明記されていないのでなんとも言えませんが。。。
第25条(公正利用と制限)
1.弊社は、すべての方に公平公正な通信の利用を提供するため、ご利用となる地域の通信事業者による政策又は弊社の判断により、申込者若しくは利用者が次の各号にある過剰な通信を行った場合に、通信機器等の利用中断又は利用制限を行うことができるものとします。但し、利用契約において特段の定めがある場合はこの限りではありません。
(1)通信量に関わらず、動画ストリーミング・オンラインゲーム・OS/ソフトウェア/アプリのオンラインダウンロードやアップデート、 VOIP・FTP等負担の大きな通信により弊社又は現地通信事業者の通信回線に過剰な負荷が生じたとき
(2)その他、弊社又は現地通信事業者が合理的な事由により通信の停止又は利用制限が必要であると判断したとき
(3)通信量に関わらず、定期的に通信量が多く弊社又は現地通信事業者の通信回線に負荷が生じたとき
2.弊社は前項の各号のような通信利用の中断や制限が発生した場合においても申込者に対し、料金の返金等一切の責任を負わないものとします。
3.通信機器等に瑕疵があった場合は、弊社は通信機器等を交換する義務のみ負うものとします。その他の原因で本サービスが利用できない場合は、弊社が原因を確認し申込者に通知します。
縛りなしWiFiについて
- LTEタイプのモバイルWiFiルーター
- 月々の支払額 1〜12ヶ月3300円・13ヶ月目から2800円
- 日にち制限 あり※1日で3GBを超えた場合
- 初期費用0円
- クレードル対応機種があるので有線接続が可能
GMOとくとくBBについて
- WIMAXタイプ(LTE切り替えあり)のモバイルWiFiルーター
- 月々の支払額 1〜2ヶ月2170円・3〜36ヶ月目3480円・37ヶ月目から4263円
- 日にち制限 あり※直近3日で10GBを超えた場合
- 20日以内であれば違約金なしで解約可能※事務手数料3,000円・1ヶ月分の月額料金・返送料は必要
- 5000円キャッシュバックあり
- クレードル対応機種があるので有線接続が可能
STAR WiFi・縛りなしWiFi・GMOとくとくBBが向いている人
一度それぞれのサービスを比較してみます。
STAR WiFi(端末込みプラン) | 縛りなしWiFi | GMOとくとくBB(ギガ放題プラン) | |
---|---|---|---|
初期費用 | 契約事務手数料 2,980円 端末新規登録料 4,980円 安心保証500円※2ヶ月目から解約可能 | 0円 | 契約事務手数料 3,000円 安心サポート300円※2ヶ月目から解約可能 |
3年間の月額料金合計 | 132,480円 (3,680円×36ヶ月) | 106,800円 (3,300円×12ヶ月+2,800円×24ヶ月) | 122,660円 (2170円×2ヶ月+3480円×34ヶ月) |
キャシュバック | なし | なし | 5000円 |
3年間の合計支払金額 | 140,940円 | 106,800円 | 120,960円 |
日にち制限 | なし | あり※1日で3GB | あり※直近3日で10GB |
有線接続対応 | 未対応 | 対応機種あり | 対応機種あり |
※GMOとくとくBBの契約期間が3年更新なので金額は3年で比較しています。
最安値で選ぶ人もいれば、有線接続が必須の人もいれば、利用制限の有無で選ぶ人もいると思います。
普段の利用状況によりどれが一番良いのかを検討してください。
ちなみに1日もしくは直近3日の通信量をどれくらい利用しているのかをMacで調べる方法はこちらです。
- コマンド+Fでアクティビティモニタを検索。
- ネットワークダブ内の一番下にある受信したデータと、送信したデータの合計が通信量です。
※通信量はパソコンの電源を入れ直した時にリセットされます。通信量を調べる際は再起動してからチェックしましょう。
また、パソコン作業だけでは3Gを超えなくてもPS4でネットゲームをしていたり、Amazonプライム会員で映画の見放題などを契約している場合は注意が必要です。パソコン以外でネット接続が必要なサービスも加味した上で3Gの判断をしてください。
まとめ
以上LTE対応モバイルWi-Fiルーターの比較でした。
上記で比較したことを元にそれぞれのサービスが向いている人はこんな感じです。
- STAR WiFiが向いている人は「無線接続のみの利用で利用制限を気にせず使いたい人」
- 縛りなしWiFiが向いている人は「有線接続も出来て1日の利用通信量が3GB以下で収まる人、もしくは最安価格で使いたい人」
- GMOとくとくBBが向いているのは「有線接続も出来て直近3日の利用通信量が10GB以下で収まる人」
僕は1日に3Gを超えてしまう場合がありますがPS4とnasneを使っているので有線接続が必須の為、縛りなしWiFiかGMOとくとくBBどちらかになります。
縛りなしWiFiは1日で3GBを超えれば通信制限が掛かりますが、GMOとくとくBBであれば直近3日の利用容量が10GB以下なので例えば1日で3GBを超えた日があっても残り2日で調整可能です。
もし3日で10GBを超えたとしても翌日18~26時の間に1Mbps程度の速度制限なので、仕事をしている時間にはそこまで支障がありません。
という事でGMOとくとくBBを契約しようかなと検討です。
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