世の中にフリーランスという働き方が認知され、フリーランスとして働きたい方が徐々に増えて来ていますね。
フリーランスは誰でも簡単になれますが、「稼げるフリーランス」になるのか「稼げないフリーランス」になるのかはまた別の話です。
ちなみに2018年度の統計によると、フリーランス全体の平均年収は186万円だそうです。
※「2018年度版フリーランス実態調査」参照
ただ「副業系のすきまワーカー」も入れた全体の平均なので、副業系以外のフリーランスをメインの仕事として収入を得ている「複業系パラレルワーカー」「自由業系フリーワーカー」「自営業系独立オーナー」の平均は222万円となり、月平均で約18万円です。
平均年収が222万円って、、、一番収入のある「自営業系独立オーナー」でも平均年収356万円なんて少なすぎませんかね?
会社に属さず好きな事で自由に働けてるからお金はなくても良いんです。
なんて言い訳声も聞こえてきそうですが、僕は収入も自由な働き方も両方伴わないとフリーランスとして働く意味が無いと考えています。
まぁこういう話は正解はなくって人それぞれの価値観ですけど、どうせなら稼げた方が良くないですか?
仮に稼ぐというラインを分かりやすく月100万円だとすると、フリーランス歴2〜3年にして一応達成出来ました。
会社を辞めて転職が上手くいかず、仕方なしにフリーランスデザイナーとして働き出した最初の頃を考えたら月100万円稼ぐなんて夢のまた夢でしたけどね。笑
という事で僕がフリーランスデザイナーとして月100万円稼ぐ為に実践したことや考え方を話したいと思います。
フリーランスデザイナーで月100万円を稼ぐ為実践した事や大事な考え方
実際に僕が大事だなと思った事をまとめてみました。
自分が何者なのか?を認知させるメディアを持つ
世の中には僕よりもセンスがあり制作スキルが高いデザイナーなんて山ほどいますが、僕よりもセンスがあり制作スキルが高いのにも関わらず稼げていないデザイナーも恐らく沢山います。
これは「自分が何者で何が出来る誰なのか?」を自己発信してブランディング出来ているかどうかが大きな違いだと思います。
通常「自分が何者で何が出来る誰なのか?」が認知されている範囲は、せいぜい自分の家族・恋人・友人・知人程度のとても小さい範囲しかありませんよね。
そこでblogやSNSなどで自分が何が出来るのかを発信出来るメディアを持ち、自分の存在を認知させる為にwebを活用して集客に繋げるのです。
メディアは、文章で発信するのが得意であればblogやTwitter、写真で発信するのが得意であればInstagram、動画で発信するのが得意であればYoutubeといった感じで何でも良いのでどれか最低一つメディアを作って自分を発信してみてください。
僕もこのblog経由で九州や東京や北海道のクライアントと繋がる事が出来て定期的にご依頼を頂いています。
調べながら仕事をこなす方法を身に付ける
フリーランスは仕事をこせばこなすほど収入につながるので少しでも多く案件を受けたい所です。
依頼内容を見て今の自分では対応出来ない事がある場合、出来ないと不安なので大抵の人は躊躇して断りますが迷わず受けましょう。
大体の解決方法はgoogle先生が教えてくれるので、調べながら仕事をこなす事を身に付けられれば少しでも多く案件をこなせます。
どうしても調べきれない場合は、分からない箇所をクラウドソーシングで他者に頼めば解決できない事はほぼ無いでしょう。
時間をコントロールする術を身に付ける
就業時間が決まっていないフリーランスは自己管理がめちゃくちゃ大事です。
1日24時間を効率よく使って少しでも多く作業時間を確保したり、スキルアップや勉強の時間に使えれば収入UPに繋がります。
最初の頃は自己管理が全く出来ておらず、ネットサーフィンやYouTubeをだらだらと見てしまい制作が全然進まずなんて事もありました。
実際に実践した時間の管理方法はこちらを参考にしてみてください。
収入につながる自分発信のサービスを考える
クライアントワークは案件を探して受けるまでが大変ですが、自分発信のサービスを考えられれば24時間ネット上から購入したり申し込みをしてくれる収入源が作れるのでとても大きいです。
ただアイデアを思い付いたり、仕組みを考えたり、サイトやアプリを作るまでの最初がかなり大変ですし、サービスをローンチしても認知されるまで売り上げにならない可能性もあります。
自分発信のサービスが上手く世間のニーズにマッチすれば月100万円は継続して稼げると思います。
ちなみに僕が考えたサービスもあります。残念ながらまださほど売り上げには繋がっていませんが。笑
質の良いクライアントを探して常にアップデートする
ここで言う質の良いクライアントとは報酬が良いクライアントです。
継続依頼をしてくれるクライアントがある程度いたとしても、現状に満足せずもっと報酬の高いクライアントを探し続けるのです。
クライアントとしても自分よりスキルが高く制作費の安いデザイナーがいればその人にお願いすると思うので、少しでも多くのクライアントを探して知り合うのはその場合のリスクヘッジにもなります。
どちらも毎日新たな制作案件がアップされるので目を通しておきましょう。
フリーランスデザイナーがCrowdWorks(クラウドワークス)とLancers(ランサーズ)で稼いだ1年間の全報酬額公開
制作スキルは一定レベルあればOK!その他やるべき事をしっかりとする
これは直接的な100万円には関係ありませんが、制作スキルを高める為に常にスキルの事ばかり勉強して伸ばし続けても、終わりが無いんですよね。
実際に働いて感じたのはスキルは一定レベルあれば全然問題ないという事です。
フリーランスはスキルアップ以外にもやらないといけない事がとても多いので、普通に仕事をこなせる制作スキルが身に付けば他の大事な事に時間を使いましょう。
ちなみに他の大事な事とはお金関係の事です。
「保険料や税金を安くする方法を調べる=収入にUP」と同じですからね。
デザイナー・映像・カメラマンなどのクリエイティブ系フリーランスが「国民健康保険」から「文芸美術国民健康保険」に切り替えて毎月の健康保険料を安くする方法
まとめ
以上、月100万円を稼ぐ為実践した事や大事な考え方はこんな感じでした。
僕の場合6月に一度100万円超えただけで定期的に100万円が稼げている訳ではありませんが、その後2ヶ月は70〜80万円とまぁまぁ良い感じではあります。
それまでは最高でも50〜60万円位だったのですが、5月頃良いクライアントと知り合えたのがきっかけでグッと売り上げを伸ばす事が出来ました。
ただクライアントワークだけだと、たまたま依頼が重なったり寝る間を惜しんで仕事をしないと100万円には届かないし、僕のやり方だと売り上げも100万円がほぼ限界なので、定期的かつ楽に毎月100万円を稼ぐには自分発信のサービスをもっと伸ばす必要があると感じています。
全ての人には当てはまらないかもしれませんが少しでも役立つなと思ったら参考にしてみてください。
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